2023年に出会って良かったと思える曲5選
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はじめに
今年聴いた最高の曲を推すLTみたいなのをやります
— uta8a (@uta8a) December 9, 2023
リプライに詳しく書きます#1yMusicLT pic.twitter.com/2TZZSEFCZT
これが
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こうなって
TLの音楽大好き人間頼むから全員2023年音楽振り返りブログを書いてくれ
— ドラ (@u_yeiyei) December 29, 2023
こうなった
ので雑に書くことにしました。深く考えずに挙げると膨大な量になってしまうので、歌詞が良いなと思った曲や声が好きだなと感じた曲の5曲に絞りました。 パッと聴いて「曲調が好き!」となる曲は多いのですが、そういった曲は他の方によって紹介されていると思うので省きました。
誰そ彼 - ナツノセ feat.起石
この曲は、以前にリリースされた夏速やアノマリーで登場した夏の子(左)と解氷やアイスで登場した冬の子(右)が初めて一緒にジャケットに登場する曲です。私の解釈としては、夏と冬を擬人化した上で双方が排反でありながらもお互い相手を求める、といったような切ないテイストの曲なのかなという解釈です。
実際に、アルバムのカバーは春や秋のように、夏と冬が微妙に重なり合うけれども、お互いが対面することは無いことを示唆しているように見えます。また、この曲はYouTubeでも公開されているのですが、こちらのサムネイルでは左の背景が夏空、右の背景は冬空と、お互いが真逆の方向を向いており間に真っ黒な縦線が入っていますね。
さらに、歌詞を辿ると色々と解釈の余地があると分かり、何度でも楽しめる曲の1つかなと思っています。
文學少女 - BURNOUT SYNDROMES
スルメ曲という類の曲かなと思っていて、初めて聴くと「?」となる人が多いと思います。この曲の良さは、何度も聴いて少しずつ歌詞の意味に気付けることだと思っています。
バーンアウトの曲は総じて言葉選びが秀逸なので語順にも気を遣っているのかなと思います。言うなれば、俳句のように1つ1つの言葉を順番に出して想像を掻き立てさせ、しっかりと最後の言葉で着地させてくる感じが近い気がします。最近よくトップチャートに上がってくるような曲は単語で刺してくる曲が多いと思いますが、バーンアウトの曲は文ないしはストーリーで刺してくる曲が多いので特異だなと思います。
文學少女が親しみづらいという人にはセツナヒコウキをオススメしたいです。こちらは作詞を手がけた熊谷さんがインタビューで「大衆向けに書い曲」と公言していたので、割と誰にでも刺さりやすいかなと思います。程よく歌詞が音節で途切れるので、情景を想像しながら聴くのがオススメです。
MANIAC - メガテラ・ゼロ
多種多様な考え方も認められるようになろう、と思わせてくれる曲です。
まず、概要欄のコメントが良いです。
あなたの好きが理解されない
結構よくあることで、
伝わらないことでつらくなったりイライラした時
思ったらいい
「私だけ知っている」
それと、大半の歌詞が頷けてハッとさせられると思います。
協調性は理解しているけど
感性は操れないの
たまに理解不能なあいつと
真逆の世界をススメられるけど
だからってその人の好きに
「嫌い」なんて言わなくていいの
とか
「私は嫌い」だとか 言われたら
頭にくるはずさ そりゃそうだ好きなものを
けなされりゃ嫌になるわ 何だこいつは?って
でも逆さ そうさこれはラッキー
考えかた次第で 実はハッピー
あいつの知らない「幸せ」を
私だけ知っている
とかですかね。
私は「いや」とか「でも」とか否定から入るタイプだったと思うのですが、この曲に出会ってからそういった言い回しが減ったと思います。余談ですが、言われれば「当たり前」と言えること、意外と実践できていないことが多いと思っていて、まさにこの曲で言及されていることが良い例だなと思いました。
フィナーレ - eill
「夏へのトンネル、さよならの出口」という映画のエンディングに流れる曲です。 歌詞の途中で「ふたりぼっちの世界で」という表現をするのですが、信頼し合える閉じられた空間を表せる綺麗な表現だなと思いました。
この曲はeillさんのことが好きな友人からオススメされた曲で、この曲を聴いて映画も観ました。今ならアマプラ会員なら無料で観れます。
この曲は映画のエンドロールで流れてくるので、映画を見て茫然としていた時に追い討ちをかけられて、映画が終わった黒い画面のまま放心状態になっていたことをよく覚えています。
ネタバレになるので詳細は書きませんが、映画自体も、雲、花(言葉)、目線など分かりやすい心理描写が多く、比較的ライトに観られる作品だなと思いました。
同じ映画の挿入歌としてプレロマンスという曲もあるのですが、こちらも好きです。
UMenity - 涼海ネモ
声と曲調が好きな曲です。あまり知名度が高くない気がしたので、周知の意味も込めて載せました。
この曲は友人から唐突にオススメされたのですが、予想通り好きな曲でした。
唐突にメンション付きでオススメしてくる図
僕はこの方について詳しくないので歌詞の深い意味は分からないのですが、透き通った感じの声と曲調がマッチしていて好きな曲です。透き通った声といえば、最近だと青い子や雨宿りも好きです。
おわりに
音楽は人生を豊かにしてくれるので、皆さんのオススメ曲も教えてください。