散歩を約1年間続けてみて

Table of Contents

この記事は目黒ワンニャンパーク Advent Calendar 2022 の7日目の記事として書かれました。8日目の記事は nil さんの nil です。

はじめに

task4233と申します。Goが好きで、最近は誕生日にCTFを開催していた大学院2年生です。

本記事ではタイトルにもある通り、散歩を約1年間続けてみた感想を書きます。結論を先に言っておくと、散歩は手軽に続けられて、強制的に息抜きの時間をくれる行為なので、かなりオススメできる習慣だと思っています

なぜ散歩を始めたのか

新しく継続できることを始めてみようと思ったためです。昨年は技術志向として、GitHubに草を生やす活動(音が出ます)をしていました。そのため、今年は技術とは関係ないことで1年間何かを継続しようと思っていました。

何かを継続するには習慣化が有効で、習慣化のためには最初の2ヶ月が特に大事だと思っています。この2ヶ月という期間は経験知によるものです。

それはさておき、この最初の2ヶ月を続けるために大事なことは、自分に対する負荷が少ないことだと思っています。なぜなら、モチベーションはいつまでも高くないし、いつまでも体調が万全とは限らないためです。

そこで思いついたのが、元々好きだった散歩でした。散歩は気分転換にもなりますし、リモートワークで家にこもりがちな現代で健康にも良いと思うので、最初から良いイメージがあったのだと思います。

そんな訳で散歩を始めることにしました。

ルール

とはいえ、散歩というのは人それぞれ解釈が異なるので、私の中でルールを定めました。それは、夕食を食べるまでに15分以上、前日と違う道を歩く、というものでした。

夕食を食べるまでにというルールは、大体今までの習慣化で、夜に何かをやろうとすると上手くいかなかったために設けました。結局、途中数日守れなかった日がありましたが、9割方はお昼ごはんを食べた後に散歩を済ませることが多かったです。

そして、15分以上という時間制限を定めたのは、玄関から外に出て数分で帰ってくるようなズルを防ぐためです。私は何かと楽をするのが好きなので、こういうルールを定めないと、そもそも継続しないことが多かったです。

最後に、前日と違う道を歩く、という制限は毎日の散歩に変化を持たせて飽きないようにするためです。私は同じことを何度も繰り返すと飽きてくるので、毎日の振る舞いに変化を持たせることで飽きを防いでいました。これは先日投稿した非日常は楽しいが、日常にはしたくないに書いた通り、日常にすると楽しさが失われるので、ちょっとした変化を取り入れてみた結果です。

最近は家の周りのほぼ全てのルートを回り尽くしてしまったので、時計回りと反時計回りを繰り返したり、近くのお店に立ち寄ってみたり、公園の遊具で遊んでみたりしています。傍から見たら変な人だなと思われている気がしますが、実際変な人なのでまぁハイという気持ちです。

そのおかげか分かりませんが、今までで300日以上のstreakを稼げています。

散歩を毎日やって良かったこと

健康な気持ちになれる、何か継続していることがある、など色々良かったことはありますが、最も良かったと思っているのは、強制的に息抜きの時間が出来たことです。

日々作業をしていると、私は大体12時あたりに集中力が切れてくることが多いです。その状態で、さらに根を詰めて作業すると、大体15時くらいに集中力が切れて、それ以降の作業効率がガクンと下がります。木こりのジレンマですね。

そこで、お昼ごはんの後に外に出てみることで、そこまでの考えを一旦リセットできるので、私はとても良いと思っています。散歩から帰還して眠い時はその後に15〜30分程度の昼寝をします。私は、これで、その後も集中力が続くことが多いです。もちろん、それでも全く集中できない時はありますが🤔

とはいえ、特に忙しい時は「散歩なんかしてられん」と思います。それでも、強制的に息抜きの時間を作ることで気持ち的に楽になったことがあります。実際に、技育展のための実装と、SECCON Beginnersのための講義資料の準備とTsukuCTFの作問をしていた時は、1日3回くらい散歩していたおかげで乗り切れた気がします。

そんなこんなで、強制的に息抜きの時間ができて、潰れずに作業を継続できたのは良かったなと思っています。

散歩を毎日やって悪かったこと

あまりない気がします。散歩の時間を毎日取っていたので、1日あたり15分とすると300日で75時間です。これは単純計算で1週間分くらいの作業時間ですが、その時間も作業をすると全体的なパフォーマンスが下がっていたはずなので、個人的には良い時間の使い方をしていた気がします。

おわりに

長々と書いてきましたが、散歩は手軽に続けられて、強制的に息抜きの時間をくれる行為なので、かなりオススメできる習慣だと思っています。もし、何か新しい習慣を始めたいと思っているならば、その選択肢として散歩を追加してみてはいかがでしょうか?

Posted on Dec 7, 2022